【合格者インタビュー】
☆ O. U. 女史「インテリア設計士を取得して」
インテリア設計士2級が有益な資格である点
今回、インテリア設計士2級が、就職活動において有益な資格となった。
私は、この資格を高校3年の時に取得したが、金融系の仕事に興味を持っていたので大学は経済学部に進学した。インテリアとは異なる学部ため、この資格は必要ないと考えていた。また、資格維持費もかかることから、資格の権利を放棄するかどうか悩んでいた。
しかし、あの時放棄せずに良かったと感じている。
その理由は、就職活動の時期になり進路で悩んだ末、高校時に学んだものづくりを主体としたインテリア関係の仕事をやりたいと思ったからである。もちろんこの資格を持っていたこともインテリアの道に進みたいと考えた動機の一つであった。住宅関係の企業を受けると決め、この資格を履歴書にも記入した。採用試験時の面接の際、インテリア設計士の資格がとても話題になった。この資格はあまり知られていなかったが、企業の方に私自身の努力と実力を認めていただくきっかけにもなり、内定を頂いた。
つまり、この資格を取得するメリットとして、「就職活動の際、有利になる資格であること」、「もう一度、インテリアの道を目指そうと思った時に自らの実力として相手に伝えることが出来ること」の2点である。だからこそ、この資格取得には意味があり、維持するメリットもある。ぜひ、高校3年間の集大成として取得しておいてほしい上、取得したのなら維持しておいて損することはない資格である。
以上2点が、インテリア設計士2級が有益な資格である理由、また役に立った経緯である。
(平成24年 熊本県立熊本工業高等学校 インテリア科卒)
(平成28年 熊本学園大学 経済学部 国際経済学科卒)
【資格について】
インテリア設計士は、インテリア空間ならびにインテリアエレメントに関する高度な知識・技術を有することを証明する資格です。
【称号について】
インテリア設計士は、「インテリア設計士資格検定試験」に合格・登録したものだけに与えられる称号です。(商標登録証)
【資格検定試験について】
「インテリア設計士資格検定試験」は、インテリアの質的向上を図り、安全で快適な住環境の提案・創出により国民の住生活に貢献するための設計技術者を育成することを目的として、年1回、全国で実施されています。
【インテリア設計士の仕事】
インテリア設計士は、住宅・商業施設・公共建築物等のインテリア空間ならびに家具・照明器具・テキスタイル等のインテリアエレメントについて計画・設計・施工(生産)・監理等を行います。
【インテリア設計士の役割】
インテリア設計士は、インテリア設計に関わる職能を果たすうえで、社会に対し、より快適で安全で魅力的なインテリア空間の提供に努め、すべての顧客に信頼されるとともに満足感を与えます。